ADHD(小学生5年生)を持つ方へ/辛い勉強を楽しくする方法

ADHDと診断された小学5年生の男の子を育てている母です。勉強が苦手で辛い・・小学生の子のために楽しく勉強できる方法を紹介します。

ADHD(注意欠陥障害)の行動パターン11個/わが子の場合

ADHD(注意欠陥障害)の行動パターン11個/わが子の場合

f:id:momoelove08:20171113114416p:plainうちの子は、たびたび学校でも注意を受けておりましたが、
本人でもなぜそうなるのか、分からないようです。

まず、どういう行動を取るのか書き出してみました。

小学校低学年のころです。

 

1.宿題・グループでの役割を最後までやり遂げられない

途中で飽きてしまう。もしくは一緒になって何かをすることが苦手です。

運動会は特に、先生がみていないように隅っこに隠れて、友達が出て行くのを

見つからないように奥で見ている子です。

 

2.集中して努力することをいやがる

とにかく集中力がないです。

しかも無理やりにさせようとすると、足をドンドン!!地面をたたき

嫌がります。

 

3.すぐ物をなくす

はさみを使っても意識が、紙に集中しているので、次使おうと思ったはさみが

どこにおいてあるのか分かりません。片付けも苦手です。

 

4.外からの刺激にすぐ反応し、注意がそれる

音に敏感に反応し、救急車・パトカー・ごみ収集車の音にすぐ反応ます。

「見に行く!」といって今やっている作業・遊びを忘れます。

 

5.毎日の作業をわすれる

トイレの後の手洗い・ご飯を食べる前の手洗いは必ず忘れます。

ドアを閉める。電気を消すなどの作業もできません。

食器を片付けることなどもできません。

 

6.ルールがあることを忘れて自分勝手な行動をしているようにみえる

食器を片付けると教えても、忘れます。

注意すると、怒ります。自分が注意されていることがわかるので、聞こえないふりをします。

 

7.約束をすっぽかす

まず、約束を覚えていません。

学校で「これはお母さんにお手紙わたしてね」といわれても、渡すことも忘れます。

 

8.遅刻をする。遅刻しても平気

見たいテレビがあると、学校に行きたくないといいます。

遅刻しても平気なの?と聞くと、平気だといいます。

 

9.不注意な間違いがたびたびある

先生の話をよく聞いておらず、出された宿題の範囲を間違えます。

昨日言われたのか、今日言われたのかも分からないです。

 

10.直接話しかけても聞いていないように見える

都合が悪いことになると、聞いていないと思います。

名前で呼んでも振り向こうとしません。

一瞬考えるけど、理解するまでに時間がかかります。

 

11.遊びでも集中して続かない

集中力がないので、遊びでも続きません。おもちゃ箱を次々と出して

手当たり次第興味があるものから遊び始めます。

次々におもちゃを変えていくので、まわりはいつも散らかっています。

 

 

ADHDの子の注意すべき接し方・対応

まず、理解力が大事です。

本人自身は「悪気がない」というのが現状なので、どうすればいいのか

子供と周りにいる家族と話し合う必要もあります。

・紙に書く

「トイレのドアは閉める」

「出したらしまう」

という張り紙を見えるところにおいて、周りも工夫します。

 

・失敗しても責めない

紙に書いてあっても、できないことも多々あります。

だから、「出来たときにほめる」をしてあげるといいです。

 

・名前を読んで聞く準備ができたことを確認する

頭の中はごちゃごちゃと、あらゆることが浮かんでいる状態なので、

まずは名前を呼び、目をみて、今から大事な話があると

心で聞く準備をさせてから話し合います。

 

・分かっているかどうかの確認をする

分かっているかどうか、自分でも言わせます。

出来てない場合でも、しからず「紙に一緒にかいてみよう」と促します。

 

・直前にわすれていないか確認する

約束したことは覚えていても、実際の行動に移すときに覚えていないことが多いので、

トイレに行くと「トイレから終ったら、約束覚えている?」と行動の直前でも

忘れていないかどうかを確認します。

 

・時間をかけて指導する

だんだんと時間がかかるけど、出来てくることが多いです。

でも、なかなかできないところもあるので、気長にゆっくりと指導します。

 

・振り返る。

振り返って、今まで出来ていなかったのに、1回→2回→3回とできるようになった!

できる頻度が増えてきた場合は、振り返って「今までよく頑張っているね!」と

寝る前に今までの行動をほめてあげます。

 

 

なかなか大変なことだと思いますが、これは小学校3年生(低学年)の課題でした。

今は5年生なので、徐々にできることが増えています。

そのつど確認して修正することも大事です。

 

それでも出来ない場合には、あきらめも肝心です。

周りの理解って本当に大事だから、周りのお友達にも説明してあげられるように

なりたいですね。

 

勉強についても、5年生の教材は難しく感じることが多いです。

私は、5年生の教材ではなく、できるところから・・という学習法が

気に入っています。

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できるところはどこだったか?を調べて、さかのぼって学習します。

 

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友達に紹介されましたが、

すごく良い教材でした。